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妹尾河童の河童のスケッチブック

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著者 妹尾河童 せのお かっぱ

1930(昭和5)年、神戸生れ。独学で舞台美術を修め、1954年、「トスカ」でデビュー。以来、演劇、オペラ、バレエ、ミュージカルなどの舞台美術を初め、テレビ美術など映像デザインの分野においても活躍中の、現代日本を代表する舞台美術家。“凝り性”のエッセイストとしても知られ、『覗いた』シリーズ他、『河童のスケッチブック』(文藝春秋)等。小説『少年H』では1997(平成9)年度「毎日出版文化賞・特別賞」を受賞。他に著書多数。

舞台美術家である妹尾河童という方が執筆された本で題名は、河童のスケッチブックです。

河童さんは舞台美術家でありエッセイも多数出されているのですが、職業柄か俯瞰で描いた細かいというか細かすぎるほどの描写が素晴らしいのですが、文庫本は通常縦になっていてそのままページを捲るのですがこちらの本は、横にして見るというのも一風変わっていてまさに、スケッチブックを見ている様な感覚に陥るのです。

 

とにかく、河童さんは色々な俯瞰図シリーズの本を出しています。そして泊まったホテルや乗ったヨーロッパを走る列車を俯瞰で描いたりとにかく描写も細かい上にすべての記録がきちんととってあり、性格は凄く几帳面なんだろうなと子供ながらに感じました。

 

私も、記録が好きな所があり本などの描写も漫画などもですがとにかく細かい部分までじっくりと見たいタイプなのでこの本はとても大好きで何度も読み返しました。

 

河童さんはこの様なシリーズを他にも多数出されていて私は殆ど読んでいるのですが、中でもこの河童のスケッチブックが一番印象に残った原因というのも私の旺盛な食欲からなのです。

 

河童のスケッチブックと言えば、というくらい有名なのがピェンローという鍋なのです。シイタケと白菜と鶏肉、豚バラ、春雨という極めてシンプルな具材なのですがこの本を読んだ父親が再現して初めて我が家の食卓に上った時の感動の味を今でも忘れる事が出来ません。美味しすぎて箸が止まらず無言になった覚えがあります。またその後に残り汁で作った雑炊が今まで食べた料理の中で一番おいしかったというくらいの衝撃的な美味しさでした。

 

このピェンローは、河童さんが中国を訪れた時に中国の人に教えてもらった鍋料理なのですが、基本的に調味料は入れずシイタケから出た出汁と豚肉、白菜などの甘みで味を付けて最後に自分の更に取り分けてから塩で味付けするのですが、誰にでも勧めたくなるちょっと凄い美味しさなのです。

 

ピェンローの美味しさに虜になりましたが、本当に私がこの妹尾河童さんの本にはまった原因は大人になってから分かりました。河童さんは、この本を執筆された時点で相当なご高齢だったのにいつも好奇心旺盛で自分の興味に正直なのです。

 

私は、興味はあるのですがあれやったら後片づけがとか面倒だなと思って実行に移せない人間なので河童さんの子供のような純粋な好奇心が本の中からキラキラ輝いてそれに憧れにも似た気持ちを抱いていたのかなと思います。

 

絵の横に河童さんの手書きの文字があって説明がある部分があるのですが、几帳面さが現れている様な凄く特徴的な字をしていて活字中毒気味だった私には、その字を見ているだけで安心感を覚えましたしなんか嫌な事があった時などに軽く読めて(重い本はそういう時には頭に入らない)凄く助けられた本でもありました。

[少年H(上下巻(講談社文庫 妹尾河童”]

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